おなじ月をみて

ジミー・リャオ作 天野健太郎訳

少年ハンハンは、窓の外を見てずっと誰かをまっています。そこへ、けがをしたライオン、ゾウ、ツルがやってきました。少年は、薬をぬり、包帯をまいて、やさしくなぐさめてあげました。少年がまちわびているのは誰? 戦争と平和、悲しみと喜び、すべては同じ空のしたでおきていることを心に刻む絵本。たえまなくくりかえされる暴力、戦争、……そんな状況下で世界と向き合う勇気を伝えてくれる、台湾発、平和へのメッセージ。

1,540円(税込)

基本情報

発行年月
2018/10
版型・ページ数
280×210mm 32P 上製 hard cover
ISBN
978-4-89309-651-7 C8771

PROFILE

写真: ジミー・リャオ

ジミー・リャオ作

1958年、台湾・台北生まれ。絵本作家・イラストレーター。中国文化大学美術部卒業後、広告会社に12年間勤務。白血病を発症し、3年間の自宅療養を経て、1998年、『森の中の秘密』(PHP研究所)で絵本作家としてデビュー。『君のいる場所』(小学館)が大ヒットし、台湾の国民的絵本作家となる。50作以上を発表し、15カ国以上で翻訳出版されるほか、映画やミュージカル、テレビドラマになった作品も多い。日本で刊行された絵本に『君といたとき、いないとき』『地下鉄』(ともに小学館)、『おなじ月をみて』(ブロンズ新社)などがある。

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写真: 天野健太郎

天野健太郎訳

1971年、愛知県生まれ。台湾文学翻訳家、俳人。2000年から台湾の国立台湾師範大学国語中心、中国の北京語言大学人文学院に留学。帰国後、台湾を専門とする通訳・翻訳者として活動し、聞文堂LLC代表として台湾の書籍や文化を日本に紹介した。
翻訳家デビュー作『台湾海峡一九四九』(龍應台 著/白水社)が話題となり、文芸、歴史、エッセイ、絵本など幅広い分野の翻訳を手がけた。訳書『13・67』(陳浩基 著/文藝春秋)はベストセラーに。ほかの訳書に、絵本『おなじ月をみて』(ジミー・リャオ 作/ブロンズ新社)など多数。
2018年、最後の訳書『自転車泥棒』(呉明益 著/文藝春秋)の刊行から2日後に逝去。

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