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ひんやり晴れた、気持ちのよい秋のある日。
『ぼくのたび』の見本が無事にあがってきました。
ほうっと息つく、特別な朝。
朝のオフィスで、製本所から届いた茶紙の梱包を解き、できたやほやほやの本をひらいて、誤植がないか、不良箇所がないか、息をつめて検品します。
この瞬間は、編集者の方はみなさんご存知の、緊迫感漂う恐怖のひとときではないでしょうか。
無事検品が済むと、安堵感と嬉しさがじわじわとこみあげます。
そこから先はご褒美のような時間。
著者のみやこしあきこさんに、できあがった本を直接お渡しして、美しい絵本がうまれたことを喜びあいます。
最高の絵本になりましたね。
ブックデザインをして下さったデザイナーの坂川朱音さんの事務所にも出かけていき、直接絵本をお届けして、美しい絵本がうまれたことを喜びあいます。
本が誕生する瞬間は、何度経験してもその度にうれしいもの。秋に生まれた『ぼくのたび』、これからたくさんのすてきな読者にめぐりあえますように。
刊行に先駆けて、オールリトグラフによる、この美しい絵本が誕生するまでを丹念にカメラで追った、メイキング動画を公開しています。
みやこしさんの指先から、魔法のように美しい絵が、紡ぎだされていく様子は必見です。
絵本の制作過程に興味がある方も、ぜひご覧ください。
なんど見てもため息で、わたしは中毒のように、ほとんど毎日繰り返し見ています。
◎『ぼくのたびーーリトグラフによる絵本の原画ができるまで』
みやこしあきこさん最新作『ぼくのたび』は、11月7日頃から、全国の本屋さんに並びだす予定です。
みなさま、どうぞたのしみにお待ちくださいね。
(編集部・沖本)

