『新月の子どもたち』感想⑲/啓林堂書店郡山店 加川洋子さん

7月も残すところあと1週、思い思いに夏を楽しんでいるお子さんも多くいらっしゃることでしょう🏖

海に、山に、川に、お出かけも素敵ですが、時にはおうちでゆっくりじっくり、名作を味わうのもおすすめですよ💕

『新月の子どもたち』(斉藤倫・作/花松あゆみ・画)は、そんな読書にぴったりの、読み応え抜群の長篇です。

心の奥深いところを揺さぶられる感動の物語、全国の書店員さんからも熱い感想コメントが寄せられています🤗

今日ご紹介するのはこちら!

この本を手にとって最初に目に飛び込んだのが「死刑」という文字としぬ、しなないという文字。私にはどきりとする印象でした。

でも読み進めていくうちにその言葉の意味が理解できてある意味ほっとしたというか…。

言葉が丁寧だし物語の展開もすごくて…読者をぐんぐんひきつける力はさすが斉藤倫さんと思いました。読後感は最高でした!

今の子どもたち、特に思春期に入ろうとしている高学年の子たちに。 この物語を読むと勇気づけられたり希望がわいたり、また癒されたり…

読者が直面している問題や悩み、これから起こるかもしれない問題や悩み、 そしていま立ち止まっている場所から一歩を踏み出すきっかけ、羅針盤になりうるのではと思いました。 ぜひ読んでもらいたい。

また、最近は子どもたちの読書力の差が大きくなっています。 残念なことに分厚い本を見せるだけで引いてしまう(決して分厚くないのですが、 10分読書の影響やら1ページで完結みたいな本が多くて)子どもや親が多くなっているのですが、そういう方々にも読んでもらう努力を書店員として頑張ろうとおもいます。

啓林堂書店郡山店・加川洋子さんのお言葉でした!☺️

加川さんへ、斉藤倫さんからは直筆のお返事が〜💕

PROFILE

写真: 斉藤 倫

斉藤 倫作

詩人・作家。『どろぼうのどろぼん』(牡丹靖佳 画/福音館書店)で、第48回日本児童文学者協会新人賞、第64回小学館児童出版文化賞を受賞。絵本に『とうだい』(小池アミイゴ 絵/福音館書店)、うきまるとの共作で『はるとあき』(吉田尚令 絵/小学館)、『のせのせ せーの!』『ほんやくすると』(くのまり 絵/ともにブロンズ新社)などがある。
ほかに『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』(高野文子 画/福音館書店)、『新月の子どもたち』(花松あゆみ 絵/ブロンズ新社)など著作多数。

作家特集ページ

写真: 花松あゆみ

花松あゆみ画

イラストレーター。日本大学芸術学部デザイン学科卒、パレットクラブイラストBコース11期卒。ゴム版画によるイラストレーションで書籍装画、雑誌の挿絵を中心に活躍している。『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』(朝日出版社)や『月のこよみ』(誠文堂新光社)の装画など、書籍や雑誌等の装画、挿絵など多数ある。

作家特集ページ

もどる