
2月9日(木)に青銅RoomJにて、『だからつくる調味料』の著者で、調味料研究家のオザワエイコさんによる調味料のワークショップが行われました。今回は、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(以下、生活クラブ生協)<本選びの会>※のみなさまにご参加いただき、青銅RoomJでは初の調味料ワークショップです。
※<本選びの会>は、生活クラブ生協組合員さまによる選書会で、第8回日本女子大学家政学部賞を受賞されています。

生協のみそ作りキットがきっかけで、調味料づくりに目覚めたとオザワさん。手作り調味料は「由来がわかる」「安全」「おいしい」といったメリットのほかに、「食卓が楽しくなる」とお話されました。自家製しょうゆだと、お刺身もぐっと美味しくなるそう。

『だからつくる調味料』の編集を担当された内海陽子さん(写真右)も加わって、本づくりの舞台裏までお話が広がりました。
いよいよワークショップがスタート。最初の実演は、粒マスタードです。

すり鉢ですったマスタードシードをビンにいれ、少し塩を加えて、あとはお酢をそそぐだけ……と、とにかくシンプルな行程に、みなさん驚かれたご様子。

すったマスタードシードをいれて…

お酢をそそいで…

完成!
つづいて「なににでもかけたくなる!」とオザワさん一押しの、ラー油です。

使用する材料はこちら

白ゴマ油に、にんにく、長ネギ、しょうがを加えて熱します。良い匂いが、部屋いっぱいに広がって……。

炒めた熱々の油を、ヘタと種を取り除いた唐辛子と、一味唐辛子の中へジュンとそそいだら完成です。
オザワさんの仰る通り、ご飯にもお豆腐にもかけたくなるような、食欲を刺激する匂いがたまらない一品でした!
いよいよ実際に手を動かしていただきます。まずは七味ならぬ、十二味(!!)づくり。
ベースとなる唐辛子だけで、2種類。それに加えてさんしょう、青のり、けしの実、ゆず皮、白ゴマ、黒ゴマ、麻の実、しょうが、いよかん、青じそ、ぜんぶで12種類の素材をご用意くださいました。

容器に自分好みの分量で、それぞれの素材を配合。

世界でただひとつのオリジナル七味(十二味!?)が完成!

人それぞれ配合が異なるので、お互いの香りの違いを楽しんでいらっしゃいました。
そして、この日一番盛り上がった(?!)バター作り!

空のペットボトルに生クリームを入れて……

振って、振って、振って… 振って、振って、振って…

とにかく振りまくる!
完成は、ペットボトルの中身が水分と固形物に分かれるまで。
参加者:「先生これはどうですか?」
先生:(じっと見て)「……まだですね!」
会場のあちこちで、そんなやり取りが聞こえました。笑

そして塩を加えて、ついに完成!

できたてほやほやのバターです。

早速バゲットにつけて、試食。市販のバターよりも軽い口あたりで食べやすく、自然とバゲットに手が伸びます。
そしてワークショップの最後を飾るのが、みそ当てテイスティングです。

すべてオザワさんの手作りで、みそ、白みそ、黒豆みそ、金山寺みそ、小豆みその5種類。どれがどのみそか、わかりますか?

それぞれの味の違いに驚かれ、会場は大盛り上がりでした。

今回のワークショップは、オザワさん手作りのラー油、粒マスタード、そして実際にみなさんが作った七味のおみやげつき!食べて、作って楽しいイベントに、大満足のご様子でした。
あらかじめ『だから作る調味料』を読まれた方からは、今回のワークショップで実際に調味料作りを体験され「大量生産でないものの良さを感じた。手間をかけたことの喜びが伝わってきた。」と感想をいただきました。
じつは簡単で、市販のものよりぐっと美味しい自家製調味料。『だからつくる調味料』を通して、挑戦してみるのはいかがでしょうか?

最後に今回のワークショップにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!