『新月の子どもたち』感想⑱/今井書店本店 高村志保さん

夏真っ盛り!な陽気が続いていますね☀️

夏休みに突入したお子さんも多くいらっしゃるのでは?

読書感想文、どうしようかなあなんて考えている子に、ぜひおすすめしたい『新月の子どもたち』(斉藤倫・作/花松あゆみ・画)🌝🌚

ここに描かれているのは、ほかならぬ自分……読む者にそんな深い共感と感動を与える、傑作長篇です✨

全国の書店員さんからも熱い推薦コメントが続々と寄せられています💕

本日ご紹介するのはこちら!

残念ながら、私は感想を書ける言葉を持ちあわせていません。

言葉で言い尽くせない、そしてこの物語を読んでこの想いを現す言葉が見つかりません。

本屋として出会えたことを感謝します。

新月の夜は暗い。 でも、明日から新しい世界が始まるのだ、と思う。これからの人生、新月が来る度、私はこの物語を想う。

「大人になると、きっと全てを忘れてしまう。でも、じぶんのいちぶになった夢は、もう消えることがない。」

そのいちぶを抱えた大人たちへ、このパラレルワールドを届けたい。 大人はすぐに子どものころを忘れて、かなしいふりをしてにげだそうとする。

でも、逃げないよ、もう。レイン、ありがとう。

正直、最初、すごく読み進めるのは怖かった。読んではいけない、とさえ思った。 なぜなのか、わからない。とても怖かった。これは物語、そう言い聞かせて読み進めた。

P114「ファミリーレストランの窓あかりが、バスのそとを走って~」 この時の先生の顔を光らせた光は、私にはトロイガルトの光景。あっちもこっちも怖いんだ。 だって、私は知っているから。ふたつの世界を。

登場人物が全て魅力的で、でもやっぱり、キイ先生にゆずりはに、心を奪われた。 「おれは、しなないよ。もう二度と。そうきめたんだ」その言葉に涙がこぼれた。私もこの言葉を呟く日が来る、きっと。

この物語を待っている子どもたちがいる。私は子どもたちへこの物語を届けたい。

今井書店本店・高村志保さんのお言葉でした!☺️

そして、高村さんには斉藤さんからこんな直筆のお返事が〜💕

高村さん、斉藤さん、ありがとうございました!🌟

PROFILE

写真: 斉藤 倫

斉藤 倫作

詩人・作家。『どろぼうのどろぼん』(牡丹靖佳 画/福音館書店)で、第48回日本児童文学者協会新人賞、第64回小学館児童出版文化賞を受賞。絵本に『とうだい』(小池アミイゴ 絵/福音館書店)、うきまるとの共作で『はるとあき』(吉田尚令 絵/小学館)、『のせのせ せーの!』『ほんやくすると』(くのまり 絵/ともにブロンズ新社)などがある。
ほかに『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』(高野文子 画/福音館書店)、『新月の子どもたち』(花松あゆみ 絵/ブロンズ新社)など著作多数。

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写真: 花松あゆみ

花松あゆみ画

イラストレーター。日本大学芸術学部デザイン学科卒、パレットクラブイラストBコース11期卒。ゴム版画によるイラストレーションで書籍装画、雑誌の挿絵を中心に活躍している。『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』(朝日出版社)や『月のこよみ』(誠文堂新光社)の装画など、書籍や雑誌等の装画、挿絵など多数ある。

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