阿部夏丸文
1960年、愛知県豊田市生まれ。矢作川のほとりで育ち、川や自然を舞台に数多くの作品を発表している。
『泣けない魚たち』(ブロンズ新社)で坪田譲治文学賞と椋鳩十児童文学賞、『オタマジャクシのうんどうかい』(講談社)でひろすけ童話賞を受賞。
ほかの作品に『オグリの子』『見えない敵』『父のようになりたくない』『かっぱ印 川あそび』、絵本『森の地図』『波の白馬』(ともにあべ弘士 絵/以上、ブロンズ新社)などがある。
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海と陸の動物たちのあらそいを止めようと、海岸線の波打ちぎわに境界線をひこうとしたカムロ。それが姿なき伝説の風の神、波の白馬の怒りをかってしまい……。波打ちぎわに横たわる「いのちの帯」とは?すべての生命が生まれるための大切な場所、波打ちぎわ。大いなる自然の摂理にくらべ、地上のいきものが争うちっぽけな正義感の滑稽さがあらわになってきます。自然の豊かさと少年の成長を描いた『森の地図』につづく感動の物語。
1,540円(税込)