波の白馬

阿部夏丸文 あべ弘士絵

海と陸の動物たちのあらそいを止めようと、海岸線の波打ちぎわに境界線をひこうとしたカムロ。それが姿なき伝説の風の神、波の白馬の怒りをかってしまい……。波打ちぎわに横たわる「いのちの帯」とは?すべての生命が生まれるための大切な場所、波打ちぎわ。大いなる自然の摂理にくらべ、地上のいきものが争うちっぽけな正義感の滑稽さがあらわになってきます。自然の豊かさと少年の成長を描いた『森の地図』につづく感動の物語。

1,540円(税込)

基本情報

発行年月
2006/4
版型・ページ数
225×182mm 48P 上製 hard cover
ISBN
978-4-89309-391-2 C8071

PROFILE

阿部夏丸文

1960年、愛知県豊田市生まれ。矢作川のほとりで育ち、川や自然を舞台に数多くの作品を発表している。
『泣けない魚たち』(ブロンズ新社)で坪田譲治文学賞と椋鳩十児童文学賞、『オタマジャクシのうんどうかい』(講談社)でひろすけ童話賞を受賞。
ほかの作品に『オグリの子』『見えない敵』『父のようになりたくない』『かっぱ印 川あそび』、絵本『森の地図』『波の白馬』(ともにあべ弘士 絵/以上、ブロンズ新社)などがある。

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写真: あべ弘士

あべ弘士絵

1948年、北海道旭川市生まれ。旭山動物園で25年間飼育係として働き、その後、絵本作家に専念。
『あらしのよるに』(木村裕一 文/講談社)で講談社出版文化賞絵本賞と産経児童出版文化賞JR賞、『ゴリラにっき』(小学館)で小学館児童出版文化賞、『新世界へ』(偕成社)でJBBY賞、『宮沢賢治「旭川。」より』(BL出版)で産経児童出版文化賞美術賞、『クマと少年』(ブロンズ新社)で北海道ゆかりの絵本大賞を受賞するなど、受賞作多数。
ほかの作品に『森の地図』『波の白馬』(ともに阿部夏丸 文/ブロンズ新社)など。『ひぐま』(ブロンズ新社)は、ミュンヘン国際児童図書館の国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ」に選出された。

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